2016ドイツ旅行(ザルツブルク②)

サウンド・オブ・ミュージックの舞台となった場所は

大きく分けて、市街地と近郊のザルトカンマーグートの

二つに分けられます。

定期観光バスに乗ると、効率よく見学する事が出来ます

日本語ガイドコースもあります。

私達はガイドブックを片手に歩いて

見学できる場所をのんびり行きました。

まわりきれなかった場所や、

見落としたポイントもありますが

雰囲気だけは楽しみました。

逞しい彫刻があるミラベル庭園の南側入り口

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綺麗に手入れがされている中庭

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この辺りは新市街地です。川沿いに歩くと

ザルツァッハ川にかかる、

モーツアルト小橋を渡って旧市街に入ります。

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勝手な想像で、もっと大きい橋をイメージしていました。

この橋から少し街はずれの小高い丘の上に

マリアがいたノンベルク修道院があります。

教会は見学できますが、少し奥へは入れません。

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静かにお花の手入れをなさっていました

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修道院を後にして、

ザンクトペーター教会に向けて歩いていると、

少しお洒落をして、コンサートやお食事に

出かける方たちと何組も会いました。

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トラップファミリーが逃亡のシーンに

登場したザンクト・ペーター教会の墓地

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この場所を通り過ぎると

トラップファミリーが「エーデルワイス」を

歌った音楽祭会場のフェルゼンライトシューレがあります

この時間はコンサートが開かれていて

残念ながら見学はできませんでした。

傍までは行ってみました。

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ホーエンザルツブルク城に登ると

市内が一望できます。

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お城の裏側からはきれいな、郊外の風景が広がります

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ふと目を凝らしてみると・・・

もしかして・・・トラップファミリーの家かしら?

池があって・・玄関までのアプローチがそっくり

勝手な判断までして、楽しみました。

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華やかな雰囲気のザルツブルグでした。

また来てみたい街です。

さて・・次回最後はお仕事です。

フランケン地域のワイン醸造家デーッピッシュさんの

蔵を訪問して、沢山のお話をお聞きした様子です。

2016ドイツの旅(ザルツブルク①)

移動はジャーマンレイルパスを使いました。

このパスはドイツ国内はもちろん

お隣のオーストリア

ザルツブルクまでは行く事が出来ます。

ちょうど音楽祭の期間中でもあり

クラッシック音楽ファンの夫は是非に・・。

足を延ばすことにしました。

日本ではほとんど見かけなくなった

食堂車も楽しみの一つです。

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ハイデルベルク駅から約10分の

マンハイム中央駅で乗り換え

オーストリア南部のクラーゲンフルト行の

ECに乗ると約5時間でザルツブルクに到着しました。

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肉団子入りや野菜たっぷりのスープとパン

車窓からの風景を楽しみつつ

ビールとゼクトも楽しみながらの移動でした。

ザルツブルクに到着すると

長年見慣れて、憧れていたザルツブルグ音楽祭の

横断幕が見えてきました。

ザツァッハ川を渡ると旧市街に入ります。

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モーツァルトの生家、流石に観光客が多いです。

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モーツァルト広場

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774年に創建された大聖堂、

モーツァルトがここで洗礼を受け

オルガン奏者を務め

同じくザルツブルク生まれの指揮者・カラヤンの

葬儀もこの教会で行われました。

大聖堂の内部です。

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たまたま開催されていた、パイプオルガンコンサートを楽しみ

入口ではポスターが目に入り、

おお!今夜ではないですか!!

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夜には「モーツアルトのレクイエム」を聴きました。

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長い残響の聖堂でのコンサートは、

音のベールに包み込まれるような、

不思議な気持ちでしたが、

私の知っている部分になると

曲に引きこまれていきました。

メインは何と言っても祝祭劇場・・・。

ほぼ毎日のようにコンサートが開かれ

聴衆の方も、フォーマルに着飾っている方も多く

夏の社交界という雰囲気でした。

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私たちは出発前に、ホームページから

手に入ったチケットがモーツァルテウムでした

これを機会にドレスを着るようにという

アドバイスに、大決断でドレスにしました。

もちろん、気軽な服装に方もいらっしゃいます。

でもこれを着た事で、さまざまな現地ならではの

良い体験ができました。

Jpeg

ホテルから歩いてすぐそば、

モーツァルトが生活した家の前を通って行きました。

92歳のネビル・マリーナー指揮の

モーツァルトを堪能しました。

次回は「サウンド・オブ・ミュージック」の

舞台を歩いて回れる範囲のご紹介です。