本格的な夏を前にして

新型コロナウイルスのため

まだワイン会の企画は自粛しているところです。

毎年夏にはドイツに行ってワインの仕入れをしますが

それもかなわず、ドイツとの交流は

もっぱらメールに頼っています。

お店は窓とドアを開け放して川風を充分に入れ

静かにお客様との距離を考えて運営しています。

先月のお知らせで長門市三隅の「里カフェ」さんの

蜜蜂のはちみつのお知らせをしましたら、

沢山のお問い合わせをいただき完売しました。

今は「山のはちみつ」「海のはちみつ」両方が再入荷いたしました。

はちみつと言えば、いつもドイツでお世話になるホテルの様子です。

   ホテルの客室の屋根にミツバチの巣箱が有ります。

朝ごはんにはこの蜂蜜が巣蜜のまま置いてあり、

自分で好きな量をスプーンで取り分けて戴きます。

毎朝ヨーグルトにたっぷりかけて頂きます。

私は蜜蝋が口に残るのでそっとナプキンに出します。

ドイツの皆さんはその様な事はせず召し上がっています。

 

コロナの自粛中に蜜蝋の精製をする機会を得ました。

使った道具は「わや」になると聞き

断捨離をして要らないものは家に無いので

古道具屋さんで調達しましたが、

的外れな物も購入していました。

この先はユーチューブを見ながら我流の作業です。

使わなくなったホットプレートで湯煎をしました。

ろ過して蜜蝋だけが浮いて来た時は感動しました。

2度めのろ過をして綺麗な蜜蝋だけを取り出せました

アルコール消毒で荒れがちな手のために

まずはハンドクリームを作りました。

ベースのオイルは手持ちのアルガンオイルを使いました。

手に馴染んで良い使い心地です。

某メーカーのプリンカップに入れて湯煎をしました。

一番大きな容器の蜜蝋クリームは、木工用に亜麻仁油で作りました。

パンとチーズのカッテングボードが

ビックリするほど蘇りました。勢いで蜜蝋ラップも作りました。

手のひらの体温で馴染むのに驚きました。

暫くはキッチンの定位置を決めて使ってみます。


この作業中工程の全てで、ふわ~ふわ~と香りがしました。

それは何だろうとずっと気になっていました

作業の終わりの頃になって、

「これはカヌレの香りだ!」と気が付きました。

ワインの香り表現に「蜂蜜の香り」とありますが

この様な事も表していると自分の中で納得がいきました。

ご近所の蓬莱屋さんのカヌレと甘いリースリングで

ひと段落を喜びました。

お店には試食と蜜蝋とハンドクリームを置いています。

手に取ってみてください。

この蜂蜜を納品してくださっている「里カフェ」さんは

楽しいワークショップも企画されています。

アクセスしてみてください。

https://www.facebook.com/satonouken/

夏を心地よく過ごすお勧めのワインは

リースリングを選んでみました。

夏のご挨拶にワインと蜂蜜の組み合わせをおススメいたします。

ギフトボックスもご用意しています。

地方発送も含めて遠慮なくお問い合わせください。

 

蜜蝋燭を作ってこの明かりでワインを楽しむのも良いな・・

そのような事も思っています。