7月のお知らせ

梅雨時期真っ只中です。激しい雨音に被害が起きないことを願う日もあります。
早いもので今年も半分が過ぎました。先ずはお店から3点のお知らせです。
①ワインをギフトとしてお使いの方の為に、ドイツ製の紙バックを220円(税込)で販売しています。
開店以来とても好評をいただいていますが、6月末時点での在庫が6枚となりました。
これまで同様にワインと共に輸入する事も考えました。しかし秋のワインの入荷までには日数がある事と昨今の為替事情を考えると、価格を据え置くことも難しいと判断しました。
そこでオーバーヴィーゼオリジナルペーパーバックを作成しました。納品は7月中旬になります。夏ギフトのお役に立てると嬉しいです。価格はこれまで同様220円(税込)で販売いたします。
②ワインの外にカトラリーなども販売をしています。画像は一部ですがこれらの商品の価格改定が9月1日より行われます。購入をご検討されている方は早めにご相談ください。
③開店以来17年間当店のみでドイツワインを小売販売していました。この度卸売販売の免許を頂きました。今までご縁がなかった方々との、新しい出会いの機会が与えられることに感謝しています。これまで同様に作り手である醸造所の方たちの思いを、丁寧にお伝えをしたいと思っています。

****今月のおすすめワイン***
①イチオシ定番の株主ワインです。M-20 モーゼル リースリング辛口です。¥2,750(税込)
北海道よりホタテの稚貝が届きました。家庭菜園で出来たジャガイモ・人参・玉ねぎ等を使ったクラムチャウダーを作りました。アサリやハマグリは時々作りますが、クリーミーな味とホタテのうま味は熟成のきいたリースリングとよく合いました。
②このワインではなかったなと思う事もあります。テレビ番組でマグロの血合いは、安くて美味しいという放送をしていました。魚屋さんでその話をすると、血抜きと味はしっかりが良いとアドバイスをいただき試しました。ニンニクとショウガのすりおろしと、出汁しょうゆで下味をつけてソテーしました。ワインはペーターヨストック醸造所M-79モーゼルのシャルドネ¥2,970(税込)にしました。これでなくても良かったなと思いましたが、家庭料理に優しく寄り添ってくれました。
③ホタテの稚貝のグリル、人参・新玉ねぎ・トマトのマリネ風?サラダ、水餃子スープです。何の脈略もない家庭料理です。ワインはM-1 ¥1,980(税込) モーゼルのエルブリングです。エルブリングはローマ時代にドイツに持ち込まれた品種で、オーバーモーゼルで今でも作られています。どんなお料理にも寄り添う気軽な一本です。

④この日は家庭菜園のジャガイモを掘りました。思ったより良くできていて嬉しくなりました。何年振でしょうか、ほとんど家では作らなくなったポテトコロッケを作りました。一緒にポテトサラダも作り、いつものマリネ風サラダも定番となりました。自家栽培の野菜がたくさん食卓に乗ると嬉しくなります。嬉しい日は私の一番好きなゼクトを開けることにしています。M-17 SMW社のピノゼクト ¥4,180(税込)
ゼクトはお食事で半分少々頂き、残りはテーブルを片付けた後の家庭内二次会でゆっくりとワインの味を確かめます。ポテトサラダを生ハムで巻き、つまみながらテレビを見たりお喋りをしたりです。
⑤「サクラマスが美味しい季節ですよ」と言われて、お取り寄せをしたのですが・・。鱒には北海道十勝沖、船上活け〆の2つのタグが付いていました。鱒は川で捕れて鮭は海で捕れると認識していたので、北海道の海に詳しい方に説明をしてほしいと思うこの頃です。
チーズをトッピングしてホイル焼きにしました。ワインはオーバーモーゼルチリケン醸造所OM-1 ¥2,860です。
⑥スーパーでテールが半額になっていて下処理に時間がかかるなと躊躇いつつ購入しました。圧力なべで1時間近く調理して、この日は野菜スープにしました。暑い時期ですが優しい塩味が体に沁みました。ワインはモーゼルのアルフォンスセバスティアーニ醸造所 グラウブルグンダー M-47  ¥2,530です。

残ったスープとテールは冷凍保存しました。この夏のパワーアップの役に立てたいと思います。
振り返れば、今月はモーゼルの白に偏りました。来月は少し考えないとですね。夏バテしないように美味しく食べてワインを楽しんでください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6月のお知らせ

5月の後半頃から一の坂川ではホタルが飛び交っています。例年に比べホタルの数は多いようです。6月1日はホタルまつり、ホタル観賞の夕べとして、前の道路は通行規制となります。ホタルが飛び交うのを鑑賞できるのは、午後8時以降が良いと思います。詳細は以下のサイトを参考にしてください。
一の坂川ほたる観賞Week!|イベント|【公式】山口県観光/旅行サイト おいでませ山口へ (yamaguchi-tourism.jp)

ニューヨークタイムズに掲載されて以降、インバウンドのお客様は多いですかとの質問を度々受けています。当店の場合ドッと増えたという感じはしないのですが、それでも時折ホテルで召し上がるワインを買い求めるお客様はいらっしゃいます。そのような方には「ゆだごち」英語版は喜ばれます。
会話は片言で四苦八苦する事もありますが、どちらからともなく翻訳アプリが登場すると、和やかな空気になり嬉しく思います。旅は楽しくその土地の暮らしに触れて、元気に帰国できれば良いなと思います。

気温が上がり上着が必要なくなると、泡(スパークリングワイン)が嬉しい季節となります。ドイツワインではゼクトと言います。当店は瓶内二次発酵のゼクトを10種類販売しています。
①この日はシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)のゼクトにしました。M-51 3,300円(税込)この日は冷蔵庫のあり合わせホタテ・エビのベーコンパスタでした。
ほぼ毎日お世話になっている、タークのグリルパン(ドイツ製)で作ります。便利が良くて使いやすいのでお店でも取り扱っています。詳細はお問い合わせください。
パスタを食べ終わってテーブルを綺麗にしても、ゼクトの場合まだ残っています。そのような日は家庭内二次会となります。もちろんストッパーで栓をしておけば翌日も大丈夫です。
干し柿にチーズを載せて楽しみました。干し柿とクリームチーズもよく合うと私は思っています。

②忙しかった日は、冷凍庫のお肉と畑で採れた物とをグリルする事が多いです。鶏肉・ソラマメ・新玉ねぎ・ニンニクの芽・ローズマリーを容器に並べます。
設定温度もタイマーもメモリいっぱいにセットします。
出来上がる間にほかの用事を済ませます。
③次はローストビーフの日と煮込みハンバーグの日、ワインは何を合わせたかと言えば・・・赤・白・ロゼ・ビールなど冷蔵庫に入っていた、あれこれです。家庭の夕食ではどのようなワインとでも合わせられる事も大切だと思います。絶対に合わない物もありますが、それは自分自身で体験してみてください。
リラックスして美味しくいただくことが基本だと思います。

今月は山口市内でオーバーヴィーゼのワインが飲めるお店2か所と、ワインショップ1か所を紹介します。
①当店から歩いて10分程度の道場門前にある「ワイン&ビストロぺパン」
ヨーロッパの郷土料理とワインが楽しめます。
ワイン&ビストロペパン(@wine.bistro.pepan) • Instagram写真と動画

上は前菜下はこの日はパスタ(カルボナーラ)を楽しみました。

②新山口駅から歩いて5分の場所にあるフレンチレストラン、サーラマンジェドウクールさんです。
サーラマンジェ ドゥクール (deux-coeur.com)

この日は女子二人でのランチでした。
先ずは前菜
メインの画像はお喋りに夢中で撮れませんでした(^^ゞ
デザートとオーナーの吉山さん
蔵を改装したレストランです。
どちらのお店も予約が必要です。確認の上お出かけください。
③自分のお店で販売しているワインを、自宅で楽しむのが私の基本です。時々は他の国のワインや日本ワインも楽しみたいと思います。
山口市湯田温泉のワインショップVINBI(バンビ)

湯田温泉にありますワインショップVINBI(バンビ)さんに行き、日本ワインのスパークリングを買ってきました。お豆が旬になり、たくさん収穫できるようになると、やはりスパークリングワインに手が伸びます。
お料理はタークのグリルパンで、白身のお魚をグリルしてソラマメはオーブントースターに入れました。アスパラとステックセニョールはボイルしてグリルパンにトッピングしました。
お皿に取り分けていただきます。
この日の家庭内二次会は、ソラマメが美味しかったので追加でグリルしました。

これからの季節は夏野菜が旬を迎え美味しくなります。キリッと冷やした辛口の白ワインも良いですね。美味しく召し上がって、梅雨に入るこの時期に、良いひと時をお過ごしください。