2016ドイツの旅(ザルツブルク①)

移動はジャーマンレイルパスを使いました。

このパスはドイツ国内はもちろん

お隣のオーストリア

ザルツブルクまでは行く事が出来ます。

ちょうど音楽祭の期間中でもあり

クラッシック音楽ファンの夫は是非に・・。

足を延ばすことにしました。

日本ではほとんど見かけなくなった

食堂車も楽しみの一つです。

1472120294799

ハイデルベルク駅から約10分の

マンハイム中央駅で乗り換え

オーストリア南部のクラーゲンフルト行の

ECに乗ると約5時間でザルツブルクに到着しました。

1472121275132

肉団子入りや野菜たっぷりのスープとパン

車窓からの風景を楽しみつつ

ビールとゼクトも楽しみながらの移動でした。

ザルツブルクに到着すると

長年見慣れて、憧れていたザルツブルグ音楽祭の

横断幕が見えてきました。

ザツァッハ川を渡ると旧市街に入ります。

dscn1687

モーツァルトの生家、流石に観光客が多いです。

dscn1717

モーツァルト広場

dscn1721

774年に創建された大聖堂、

モーツァルトがここで洗礼を受け

オルガン奏者を務め

同じくザルツブルク生まれの指揮者・カラヤンの

葬儀もこの教会で行われました。

大聖堂の内部です。

dscn1724

たまたま開催されていた、パイプオルガンコンサートを楽しみ

入口ではポスターが目に入り、

おお!今夜ではないですか!!

dscn1770

夜には「モーツアルトのレクイエム」を聴きました。

dscn1765

長い残響の聖堂でのコンサートは、

音のベールに包み込まれるような、

不思議な気持ちでしたが、

私の知っている部分になると

曲に引きこまれていきました。

メインは何と言っても祝祭劇場・・・。

ほぼ毎日のようにコンサートが開かれ

聴衆の方も、フォーマルに着飾っている方も多く

夏の社交界という雰囲気でした。

dscn1696

私たちは出発前に、ホームページから

手に入ったチケットがモーツァルテウムでした

これを機会にドレスを着るようにという

アドバイスに、大決断でドレスにしました。

もちろん、気軽な服装に方もいらっしゃいます。

でもこれを着た事で、さまざまな現地ならではの

良い体験ができました。

Jpeg

ホテルから歩いてすぐそば、

モーツァルトが生活した家の前を通って行きました。

92歳のネビル・マリーナー指揮の

モーツァルトを堪能しました。

次回は「サウンド・オブ・ミュージック」の

舞台を歩いて回れる範囲のご紹介です。

 

2016ドイツの旅(ハイデルベルク)

ライン川の支流ネッカー川に沿って広がるハイデルベルク

ドイツ最古の大学ハイデルベルク大学

山の上の古城ハイデルベルク城

「わが青春のハイデルベルク」

いつかはこの町を訪問したいという

たっての願いがかない訪問をしました。

入口のビスマルク広場から繋がるハウプト通りは

メイン通りで賑やかです。

dscn6116

dscn1661

この通りにあるのがハイデルベルク大学です。

dscn6122

8人のノーベル賞受賞者を出しています。

中に入って見学もできます。

こちらは講堂です。

dscn6120

劇場の様な装飾で、格調高いものでした。

その後は同じ敷地内の学生牢

dscn6126

きっとお酒を飲み過ぎたり、

喧嘩したり大騒ぎをしたのでしょう。

マルクト広場からケーブルカーに乗って

ハイデルベルク城に行きました。

dscn6139

ここの中庭の至る所に大きなリンデンバゥムの木があります

ちょうど種が飛んでいく季節でした

くるくると飛ぶ様子は、

小さなタケコプターに見えました。

dscn6131

日独交流150周年で戴いたリンデンバゥムの木は

山口市内の亀山公園の丘の上に

2本植樹されています。

このように花が咲き、

くるくると種が飛ぶのはいつの日だろうと

お城の庭で妄想(瞑想)しました。

お城の地下室には、ワイン屋必見の

世界最大級のワイン樽があると聞きやって来ました。

流石に大きいと万歳をしてみました・・

 p_20160824_144726

実はそのお隣が、世界一と解りチョット恥ずかしい

p_20160824_145452

現地の資料によると221726㍑入るのだそうです。

お城の関係者が飲んだのでしょうか・・。

テラスに出て、歩いてきた旧市街を眺めながら

気持ちの良い風に、暫しの疲れがとれました。

dscn6153

これから向こうに見える橋を渡って、

哲学の道を散策しました。

立派な橋門です。

ここをくぐって橋を渡ります。

dscn6114

アルテ橋を渡って哲学の道に行くと

急な道を登るので、ビスマルク広場近くの

デオドール・ホイス橋側からの道が良いと

教えられたのですが、住宅街を通り

案内表示も少なく、結局急なシュランゲン小道から登りました

こちらは簡単に入口が見つかりました

dscn6166

古い趣のある道ですが、急な階段でした。

dscn6167

頑張って登ると歩きやすい道になりました。

dscn6168

今来た道が眼下に広がると、疲れもどこかへ・・・。

山の中腹がハイデルベルク城です。

dscn6169

後半はこのように広く、反対側から登ってきた

お散歩や、ジョギングなど沢山の方たちともお会いできました。

哲学の道を歩ききって、デオドール・ホイス橋を

わたる頃には、夕日がお城と旧市街を照らしていました。

dscn6176

この頃の時刻は、七時過ぎだったと思います。

川岸に目を向けると、

dscn6177

沢山の市民の方が、寛いでいました。

どんな会話をしているのかな・・。

日が長い夏のこの時期は、何処へ行っても

テラスや公園で寛ぐ風景を、たくさん見る事ができます。

さて次回は・・音楽の旅です。