2016ドイツの旅(ザルツブルク①)

移動はジャーマンレイルパスを使いました。

このパスはドイツ国内はもちろん

お隣のオーストリア

ザルツブルクまでは行く事が出来ます。

ちょうど音楽祭の期間中でもあり

クラッシック音楽ファンの夫は是非に・・。

足を延ばすことにしました。

日本ではほとんど見かけなくなった

食堂車も楽しみの一つです。

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ハイデルベルク駅から約10分の

マンハイム中央駅で乗り換え

オーストリア南部のクラーゲンフルト行の

ECに乗ると約5時間でザルツブルクに到着しました。

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肉団子入りや野菜たっぷりのスープとパン

車窓からの風景を楽しみつつ

ビールとゼクトも楽しみながらの移動でした。

ザルツブルクに到着すると

長年見慣れて、憧れていたザルツブルグ音楽祭の

横断幕が見えてきました。

ザツァッハ川を渡ると旧市街に入ります。

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モーツァルトの生家、流石に観光客が多いです。

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モーツァルト広場

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774年に創建された大聖堂、

モーツァルトがここで洗礼を受け

オルガン奏者を務め

同じくザルツブルク生まれの指揮者・カラヤンの

葬儀もこの教会で行われました。

大聖堂の内部です。

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たまたま開催されていた、パイプオルガンコンサートを楽しみ

入口ではポスターが目に入り、

おお!今夜ではないですか!!

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夜には「モーツアルトのレクイエム」を聴きました。

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長い残響の聖堂でのコンサートは、

音のベールに包み込まれるような、

不思議な気持ちでしたが、

私の知っている部分になると

曲に引きこまれていきました。

メインは何と言っても祝祭劇場・・・。

ほぼ毎日のようにコンサートが開かれ

聴衆の方も、フォーマルに着飾っている方も多く

夏の社交界という雰囲気でした。

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私たちは出発前に、ホームページから

手に入ったチケットがモーツァルテウムでした

これを機会にドレスを着るようにという

アドバイスに、大決断でドレスにしました。

もちろん、気軽な服装に方もいらっしゃいます。

でもこれを着た事で、さまざまな現地ならではの

良い体験ができました。

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ホテルから歩いてすぐそば、

モーツァルトが生活した家の前を通って行きました。

92歳のネビル・マリーナー指揮の

モーツァルトを堪能しました。

次回は「サウンド・オブ・ミュージック」の

舞台を歩いて回れる範囲のご紹介です。

 

2016ドイツの旅(モーゼルワイン②)

モーゼル川中流域よりやや上流の地域の

蔵元さんとワイン祭りを見学しました。

先ずは、2年前に見学した

メーリング地域のセバスチィアーニさんの畑です。

畑の上のいつもの広場で、「私たちのワインを楽しんでください」

何時も笑顔が素敵な奥様が準備下さったパン

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私たちのためのワインリストです

このリストに従って、一本一本の物語を伺いました。

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ご自身のイタリア風のお名前SEBASTIANIは

1530年から地元の教会に名前が存在するそうです。

イタリア商人が住み着いたのだろうと・・話されていました。

昨日聞いた強くて、長雨の話題になると

雨が降る中自分の手で一枚一枚の

葉っぱの手入れをされたそうです。

そのおかげで被害は最小限に食い止められたそうです。

小さな醸造所だが、自分は自信を持って作っているのだと

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力を込めて、一つ一つ言葉をかみしめるように話されました。

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20年間かけて、健康で良いぶどうの木を見つけ

心を込めて作っていくそうです。

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畑の頂上の気温は13度くらい、

風がありとても寒く感じました。

「さあ!車で帰るかい?歩くかい?」

「もちろん歩きますよ!」

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ピクニックを楽しむ方たちにも出会い

畑の中はいこいの広場でもあります。

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綺麗な風景です。

ご自宅に到着しました

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この家は1945年3月30日アメリカ軍の爆撃を受けたそうです。

おなごり惜しくお別れした後は

車で約20分、リーヴェンのワイン祭りに行きました。

各村のワインの女王を乗せたトラクターや

子どもたちのパレード、ローマ時代の装束で

ワインを見学者にふるまったり、お菓子も戴きました

ワクワクしますね。写真でどうぞ

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この楽しいパレードを見学させて頂いた蔵は

こちらのペーターヨストックさんのお家の前でした

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背の高い方がヨストックさんです。

この後、こちらでワインプローベをさせて頂きました。

パレードから帰って来た息子さんとしばし談笑です。

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ヨストックさんとは初めてお会いしました。

こちらでの話題は酵母のお話しでした。

畑にある酵母を使ってワインを作るお話で

とても興味深いお話でした。

モーゼルの生産者さんを紹介くださったシュミットさん、

そして昨年のザール地区のワインの女王に輝いた

お孫さんのザラさんです。

ザラさんは私たちのために沢山のサインをしてくださいました。

ザラさんが希望して造った辛口のワインも入荷しますよ。

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そして最後に皆さんで記念撮影をしました。

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さて次回からはお仕事を離れて

観光が中心の記事です。