10月旅する気持ち

10月に入っても気温が30℃を超える日が多く体力的にとっても過酷でした。今日は17日ですが、たった一日で急に秋が深まり半袖から上着が欲しくなる気温です。

当店のワインが入荷する時期になりました。7月は沢山のワインを試飲をしました。試飲したワインはほぼ入荷いたします。楽しみにしていてください(^_-)-☆

ドイツの蔵を出て日本に向けて旅をし、当初より少し遅れてはいますが私たちの元に届く日も近くなりました。
ここを出発して長い旅をしてもうすぐ到着と思うと、現地に行けない日が続くだけに待つ気持ちは大きくなります。この画像は蔵のオーナーのシュミットさん自らフォークリフトを運転して搬出作業をしているところです。

旅をするといえば・・・10日ほど前より、お店の玄関わきに咲くフジバカマにアサギマダラが毎日飛んできます。多い日で5・6頭いて楽しませてくれます。アサギマダラは旅する蝶として有名ですね。このフジバカマは2001年阿知須のきらら浜で開催された「きらら博」が終了した折に、会場でお花のボランティアをされていた方がこの場所に一株植えて下さいました。通りの邪魔にならない様に小さく育てていたのですが、今年は8月の長雨や厳しい暑さのせいで例年ほどお庭の手入れができませんでした。
気が付くと大きく育っていました。お陰で沢山のアサギマダラに出会う事ができた上に、更にとても嬉しい事が起きました。

何と!個体にマーキングされたアサギマダラが玄関付近にやってきました。
本当に驚きそして嬉しくて、FacebookやInstagramにアップしたところ、この蝶は群馬県片品村でマーキングされたものだと教えて下さる方がありました。片品村は尾瀬に近く自然豊かな地だと知る事もできました。羽の傷も無くしっかりしていました。そっと放したところ、元気に風に乗り空高く飛んでいきました。ここまでどのような飛行ルートだったのかこれからどこへ行くのか、旅する蝶への興味は尽きません。

秋の夜長もうすぐ到着するワインの試飲グラスを片手に、思いを膨らませる楽しみが増えました。