2016ドイツの旅(モーゼルワイン②)
モーゼル川中流域よりやや上流の地域の
蔵元さんとワイン祭りを見学しました。
先ずは、2年前に見学した
メーリング地域のセバスチィアーニさんの畑です。
畑の上のいつもの広場で、「私たちのワインを楽しんでください」
何時も笑顔が素敵な奥様が準備下さったパン
私たちのためのワインリストです
このリストに従って、一本一本の物語を伺いました。
ご自身のイタリア風のお名前SEBASTIANIは
1530年から地元の教会に名前が存在するそうです。
イタリア商人が住み着いたのだろうと・・話されていました。
昨日聞いた強くて、長雨の話題になると
雨が降る中自分の手で一枚一枚の
葉っぱの手入れをされたそうです。
そのおかげで被害は最小限に食い止められたそうです。
小さな醸造所だが、自分は自信を持って作っているのだと
力を込めて、一つ一つ言葉をかみしめるように話されました。
20年間かけて、健康で良いぶどうの木を見つけ
心を込めて作っていくそうです。
畑の頂上の気温は13度くらい、
風がありとても寒く感じました。
「さあ!車で帰るかい?歩くかい?」
「もちろん歩きますよ!」
ピクニックを楽しむ方たちにも出会い
畑の中はいこいの広場でもあります。
綺麗な風景です。
ご自宅に到着しました
この家は1945年3月30日アメリカ軍の爆撃を受けたそうです。
おなごり惜しくお別れした後は
車で約20分、リーヴェンのワイン祭りに行きました。
各村のワインの女王を乗せたトラクターや
子どもたちのパレード、ローマ時代の装束で
ワインを見学者にふるまったり、お菓子も戴きました
ワクワクしますね。写真でどうぞ
この楽しいパレードを見学させて頂いた蔵は
こちらのペーターヨストックさんのお家の前でした
背の高い方がヨストックさんです。
この後、こちらでワインプローベをさせて頂きました。
パレードから帰って来た息子さんとしばし談笑です。
ヨストックさんとは初めてお会いしました。
こちらでの話題は酵母のお話しでした。
畑にある酵母を使ってワインを作るお話で
とても興味深いお話でした。
モーゼルの生産者さんを紹介くださったシュミットさん、
そして昨年のザール地区のワインの女王に輝いた
お孫さんのザラさんです。
ザラさんは私たちのために沢山のサインをしてくださいました。
ザラさんが希望して造った辛口のワインも入荷しますよ。
そして最後に皆さんで記念撮影をしました。
さて次回からはお仕事を離れて
観光が中心の記事です。