6月のお知らせ
当店前を流れる一の坂川にホタルが飛び交う季節となりました。桜の葉の新緑を感じながらお散歩をする方を沢山お見かけします。
先ずは6月の当店からのお知らせです。
①6月5日(木)~6月20日(金)までお店はお休みをいただきます。
②恒例となりました山口井筒屋さんでの試飲販売会は6月29日(日)です。詳細なお知らせは6月20日(金)以降となります。5月25日(日)の試飲販売会ではゼクトの試飲はフルート型シャンパングラスと試飲用のグラスの2種類を用意して、グラスの違いによる味と香りの変化もお楽しみいただきました。とても好評でしたので、今月も2種類のグラスを準備して皆様との交流を楽しみにしています。以下の画像は自宅での試飲の様子です。
③6月1日から月末まで山口井筒屋地下和洋酒売り場にて「6月オーバーヴィーゼおすすめワイン」の販売を行い ます。販売リストと詳細なチラシは以下のリンクよりご覧ください。ご購入希望の方は和洋酒売り場カウンターにてスタッフにお尋ねください。
6月のおすすめワインをPDFファイルでご覧になりたい方は以下よりダウンロードしてください。
井筒屋6月企画チラシ(店頭&HP)井筒屋6月企画チラシ(HP)
**我が家の晩ご飯**
①新緑の5月は山菜の季節であく抜きが重要と実感する月でした。先ずはタケノコです。我が家は大きなお鍋に、ヌカとトウガラシを入れて一時間以上茹でて、そのままゆっくりと翌日まで冷まして調理をします。一度に食べきれないものは冷凍にします。皆さんのご家庭ではどのようになさいますか。今年初めて圧力鍋を使うお話を伺いました。来年は試してみようと思います。
その次は蕨です、子供のころ母や祖母は灰であく抜きをしていたような気がするのですが私の記憶違いでしょうか。数年前に知人から教えていただいた方法は、切りそろえた蕨の切り口に重曹(タンサン)をたっぷりと付けて、バットに置きその上から熱湯をかける方法です。美味しく出来ました。この画像は熱湯をかけた直ぐ後です。一晩おくと濃い色になります。その後きれいに洗った後水にさらして調理しました。
あく抜きの最後は蕗です。頂いて直ぐに何となく皮をむいて水にさらしたのですが、気が付くと右手はアクで黒くなってしまいました。後悔をしながらネットで検索すると、茹でてから皮をむくと手にあくが付くこともなく、長さも綺麗に揃い問題はなかったですね。
そんなこんなでアクと悪戦苦闘をしながらの夕食が以下の通りです。
タケノコと若芽の炊き合わせ、蕨と揚げの煮物、蕗の酢漬け、ご飯は畑の夏大根の間引き菜とチリメンじゃこの菜飯です。
これに合わせたワインはモーゼルエコワインのリースリング中辛口です。柔らかい中辛口と穏やかな酸味が、意外なほどよくあいました。山菜は天ぷらと辛口スッキリ酸味のリースリングが良いと思っていましたが、意外と寄り添いちょっと嬉しい晩ご飯でした。
ご飯と言えばたけのこご飯は何度も作りました。お客様からタケノコを使ったグリーンカレーを教えていただき、チャレンジをしたいと思っているところです。冷凍タケノコを使って暑い夏を乗り越えるメニューにしたいと思っています。
②6月のおすすめリストに入っている、フランケン地方の赤ワイン2023メルローです。軽い酸そして柔らかく心地よい果実味と軽いタンニンは湿度が上がってくるこの季節にはよくあいます。この日は忙しくお総菜売り場で調達したローストビーフ、ポテトサラダなどなどとあわせました。
同じくメルローです、先月からストウブ調理にハマっていますが、この日は骨付きもも肉にチャレンジしました。鍋底から新玉ねぎ、新ジャガイモ、セロリ、パプリカを敷いて最後にハーブソルトで下味をつけたもも肉を乗せ軽くオリーブオイルを回しかけました。
③次もおすすめワインに入っている、2015リースリングⓈ(セレクション)辛口です。セレクションとは丁寧に手摘みされて作られたワインです。飲み頃に熟成され、綺麗な深みのある色は見るからに心なごみ今が飲み頃です。
④最後のおまけです。畑のお豆も終わりになりました。この日は豆メニューでした。豆ごはんと、スナップエンドウの入ったスキレットでのオムレツ風です。家庭菜園があると旬の時期はドッと同じお野菜になります。勿論冷凍保存もしますが、一生懸命旬を味わう事でもあります。
美味しいものを食べて、ゆっくりワインを飲んで体力気力を回復させる楽しみもあります。