2016ドイツの旅(ハイデルベルク)

ライン川の支流ネッカー川に沿って広がるハイデルベルク

ドイツ最古の大学ハイデルベルク大学

山の上の古城ハイデルベルク城

「わが青春のハイデルベルク」

いつかはこの町を訪問したいという

たっての願いがかない訪問をしました。

入口のビスマルク広場から繋がるハウプト通りは

メイン通りで賑やかです。

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この通りにあるのがハイデルベルク大学です。

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8人のノーベル賞受賞者を出しています。

中に入って見学もできます。

こちらは講堂です。

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劇場の様な装飾で、格調高いものでした。

その後は同じ敷地内の学生牢

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きっとお酒を飲み過ぎたり、

喧嘩したり大騒ぎをしたのでしょう。

マルクト広場からケーブルカーに乗って

ハイデルベルク城に行きました。

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ここの中庭の至る所に大きなリンデンバゥムの木があります

ちょうど種が飛んでいく季節でした

くるくると飛ぶ様子は、

小さなタケコプターに見えました。

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日独交流150周年で戴いたリンデンバゥムの木は

山口市内の亀山公園の丘の上に

2本植樹されています。

このように花が咲き、

くるくると種が飛ぶのはいつの日だろうと

お城の庭で妄想(瞑想)しました。

お城の地下室には、ワイン屋必見の

世界最大級のワイン樽があると聞きやって来ました。

流石に大きいと万歳をしてみました・・

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実はそのお隣が、世界一と解りチョット恥ずかしい

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現地の資料によると221726㍑入るのだそうです。

お城の関係者が飲んだのでしょうか・・。

テラスに出て、歩いてきた旧市街を眺めながら

気持ちの良い風に、暫しの疲れがとれました。

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これから向こうに見える橋を渡って、

哲学の道を散策しました。

立派な橋門です。

ここをくぐって橋を渡ります。

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アルテ橋を渡って哲学の道に行くと

急な道を登るので、ビスマルク広場近くの

デオドール・ホイス橋側からの道が良いと

教えられたのですが、住宅街を通り

案内表示も少なく、結局急なシュランゲン小道から登りました

こちらは簡単に入口が見つかりました

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古い趣のある道ですが、急な階段でした。

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頑張って登ると歩きやすい道になりました。

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今来た道が眼下に広がると、疲れもどこかへ・・・。

山の中腹がハイデルベルク城です。

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後半はこのように広く、反対側から登ってきた

お散歩や、ジョギングなど沢山の方たちともお会いできました。

哲学の道を歩ききって、デオドール・ホイス橋を

わたる頃には、夕日がお城と旧市街を照らしていました。

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この頃の時刻は、七時過ぎだったと思います。

川岸に目を向けると、

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沢山の市民の方が、寛いでいました。

どんな会話をしているのかな・・。

日が長い夏のこの時期は、何処へ行っても

テラスや公園で寛ぐ風景を、たくさん見る事ができます。

さて次回は・・音楽の旅です。

2016ドイツの旅(モーゼルワイン②)

モーゼル川中流域よりやや上流の地域の

蔵元さんとワイン祭りを見学しました。

先ずは、2年前に見学した

メーリング地域のセバスチィアーニさんの畑です。

畑の上のいつもの広場で、「私たちのワインを楽しんでください」

何時も笑顔が素敵な奥様が準備下さったパン

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私たちのためのワインリストです

このリストに従って、一本一本の物語を伺いました。

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ご自身のイタリア風のお名前SEBASTIANIは

1530年から地元の教会に名前が存在するそうです。

イタリア商人が住み着いたのだろうと・・話されていました。

昨日聞いた強くて、長雨の話題になると

雨が降る中自分の手で一枚一枚の

葉っぱの手入れをされたそうです。

そのおかげで被害は最小限に食い止められたそうです。

小さな醸造所だが、自分は自信を持って作っているのだと

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力を込めて、一つ一つ言葉をかみしめるように話されました。

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20年間かけて、健康で良いぶどうの木を見つけ

心を込めて作っていくそうです。

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畑の頂上の気温は13度くらい、

風がありとても寒く感じました。

「さあ!車で帰るかい?歩くかい?」

「もちろん歩きますよ!」

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ピクニックを楽しむ方たちにも出会い

畑の中はいこいの広場でもあります。

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綺麗な風景です。

ご自宅に到着しました

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この家は1945年3月30日アメリカ軍の爆撃を受けたそうです。

おなごり惜しくお別れした後は

車で約20分、リーヴェンのワイン祭りに行きました。

各村のワインの女王を乗せたトラクターや

子どもたちのパレード、ローマ時代の装束で

ワインを見学者にふるまったり、お菓子も戴きました

ワクワクしますね。写真でどうぞ

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この楽しいパレードを見学させて頂いた蔵は

こちらのペーターヨストックさんのお家の前でした

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背の高い方がヨストックさんです。

この後、こちらでワインプローベをさせて頂きました。

パレードから帰って来た息子さんとしばし談笑です。

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ヨストックさんとは初めてお会いしました。

こちらでの話題は酵母のお話しでした。

畑にある酵母を使ってワインを作るお話で

とても興味深いお話でした。

モーゼルの生産者さんを紹介くださったシュミットさん、

そして昨年のザール地区のワインの女王に輝いた

お孫さんのザラさんです。

ザラさんは私たちのために沢山のサインをしてくださいました。

ザラさんが希望して造った辛口のワインも入荷しますよ。

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そして最後に皆さんで記念撮影をしました。

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さて次回からはお仕事を離れて

観光が中心の記事です。