12月になりました

師走の声と共に、気温が下がり寒くなった山口市です。

この季節になりますと、クリスマスに向けて心ウキウキしてきますね。

当店の玄関はリースをかけました。

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そして夜はイルミネーションを点灯しています。

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年末年始に向けたパーティ用、贈り物用、そしてご家庭でのお楽しみ用とさまざまなシーンでのご相談を承っています。

ザール モーゼル ヴィンツァーゼクト社の社長さんの粋な計らいでクリスマスボトルワインも販売しています。

http://www.oberwiese.jp/?p=1189

素敵なクリスマスのために、贈り物は先様で喜ばれますようにと一本一本丁寧に、リボンをかけています。

お蔭さまでクリスマスボトルワインロゼは完売いたしました。

白ワインも残り少なくなりました。ご希望の方お早めにお越しくださいませ。

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12月13日14日は山口市新亀山公園でクリスマスマーケットが、

開催されます。当店も山口日独協会のお手伝いで、グリューワインと焼きソーセージを準備いたします。

特にお勧めは、1996年ポルトギーザー種で作るグリューワインです。この夏蔵元に行ったとき、グリューワインにするワインのお勧めを相談したところ、このワインを分けた戴きました。18年間モーゼルSMW社の蔵の中でしっかり休んでいたワインです。ほんのり甘くてそのまま戴いても美味しいです。これに県内産のマーマレードやシナモンスティック、グローブなどを入れて温めます。お近くの方は是非お越しくださいませ。

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このワインは一本3,000円で販売もしています。

「日本のクリスマスは山口から」のHPはこちらです。

http://www.xmas-city.jp/

 

 

 

⑩愛されるワインの畑Ⅱ

地図モーゼル2フィルツエンに行きました。

とても見にくいと思いますが、Trier(トゥリア)の左下あたりです。

この畑を訪れるのは13年ぶりです。

「ホッホ~」のリースリングホッホゲヴェックスや

「ハチドリ」「シュミットセレクション“S”」で

お馴染みのワインの故郷です。

お家の直ぐ傍に、サクランボの木がって

アメリカンチェリーのような色の濃いサクランボが

たわわに実っていて、たくさん食べた記憶が蘇りました。

その向こうにぶどう畑がありました。

今回お伺いすると、サクランボの木の傍に

素敵な建物が建っていました。

小雨が降り霞んでいますが、右側はぶどう畑です。

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中に入ると皆さんの笑顔で溢れていました。

週末には地域の方たちの憩いの場所となる、

レストランが半年前にオープンしていました。

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ここでお食事とワインを戴きながら、

心に沁みるお話を伺いました。

シュミットさんは、

「喜んでお客様と接することができるか?」

「人生には自分の“するべき事”が必要だよ」

「人生の質を上げなさい」

そして「自分はケラーで働く仕事に満足をしている

生きている意味を感じている」と言われました。

最初の問いかけの、「喜んで・・・」はその通りと

答える事が出来ますが、あとの二つは

常に問いかけ続けるテーマであろうと今も思います。

その後、お客様に人気がある畑、

Wiltinger Scharzberg(ヴィルティンガー シャルツベルグ)へ

案内していただきました。

地図では左下、半分囲んである所です。

ここは広い範囲の畑である事と、

エゴンミューラー家のシャルツホフベルガーの話は

とても興味深かったです。

実は恥ずかしながら、エゴンミューラ家は

「聞いたことはある」その程度だったのです。

世界で一番高値がつく、その理由の一つが

畑の場所です。シャルツベルクの一番いい場所を

「シャルツホフベルガー」として

エゴンミューラー家は登録したのです。

そのすぐ傍の畑で出来たワインが「美味しい」と

お客様の人気となっていたのです。

ワインは「畑」と「作り手」と「品種」と言われる訳ですね。

村から少し離れたところにあるエゴンミューラ家です。

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「グリーンのボトルのあのワイン」のお話は

明日にします。