4月桜の季節になりました

4月になりました。お店の前の桜は満開です。ランドセル姿でスキップする小学生・・良いですね(^^)v
桜側からお店の入口の写真を撮ってみました。
先月と同様の企画内容で4月末まで“春のトクトクセット”を販売いたします。詳細は3月のホームページをご覧ください。  http://www.oberwiese.jp/?p=2817

ほんの少しですが、モーゼルよりGILDE社のフェルト地のエコバック2,500円(税込)が入荷しました。とても使いやすく、何でも放り込んで車に積み込むととても便利です。あわせてコットン生地のティータオル990円(税込)も入荷しています。我が家のキッチンでも使っています。
ギフトに添えてもいい感じです。数が少ないのでご希望の方はお早めにどうぞ・・・・。

3月の食事にあわせた当店のワインを紹介いたします。自分の好みに偏る傾向があるので、4月のお食事は気を付けようと思うのです。
店番をしながらビーフシチューを作りました。1月末頃から作り始めたカイザーゼンメルはだいぶ上手になりました。コロナでドイツに行けないのなら自分で作ろう、と思ったのが主な理由でした。そろそろレシピを固定しようと思ったこの頃、世界はドンドンと厳しい方向になりました。ヨーロッパ航空路線は「北回り」「南回り」が復活するようです。平和であれとワインを飲みながら願うしかありません。この日のワインはモーゼルの赤ワインです。SMW社のシュペートブルグンダー-ドルンフェルダーです。やや辛口で1リットルサイズのお得なタイプです。価格は2,420円(税込)です。
2日後はお魚です。いわしをソテーして頂き物の原木椎茸と畑のねぎをトッピングしました。意外といけて嬉しくなりました。

次はお雛様お節句の日の夕食です。最近は握り寿司のシャリを冷凍したものがあります。半信半疑で注文したのですが、美味しく癖になり冷凍庫に何時も入っています。はまぐりの酒蒸しとチーズ入りサラダ、握り寿司とお刺身は同じネタです。ワインはSMW社のディヒタートラウム(詩人の夢)シリーズのシュペートブルグンダーロゼゼクト3,080円(税込)、瓶内二次発酵で手で酵母を抜く昔ながらの製法です。今日は桜も満開です、春らしく心ウキウキの時はどのようなお料理にも合わせやすい泡はお勧めです。

春らしいワインといえば、ローターエルブリングの辛口オレンジワインです。うすい皮の色を活かして、赤ワイン仕込みの様に醸造したものです。皮由来の色素や種由来の成分などが合わさって、美味しいワインができます。最近この製法が注目されています。当店でも人気のワインです。モーゼル川上流でルクセンブルクとの国境の街ニッテルで生産されたものです。2,540円(税込)です。お節句の日のお刺身の残りと、畑の菜の花や明太子をトッピングしたパスタです。
見えにくいのですが、気温が下がった日に水餃子鍋にしました。当店開店以来の定番ワインの“ハミングバード”です。モーゼル川の支流ザール川沿いのコンツ-フィルツェン地域ケーニッヒヨハン醸造所のリースリングです。2,420円(税込)

ふく鍋スープを頂いたので鯛の切り身を入れて(単にふくが無かった)お鍋にしました。ビールを飲んでいたのですが、やはりリースリングにあうという事になり、ハミングバードの近くの畑のワインにしました。リースリングアウスレーゼセレクションの辛口です。2,750円(税込)です。

水餃子鍋がアウスレーゼでふく鍋がハミングバードでも良かったと思いました。飲んだ後であれこれ思いを巡らせましたが相性は良かったと言う事で、花冷えの夜はあっさり味のお鍋とワインで体を温めて下さい。

 

10月旅する気持ち

10月に入っても気温が30℃を超える日が多く体力的にとっても過酷でした。今日は17日ですが、たった一日で急に秋が深まり半袖から上着が欲しくなる気温です。

当店のワインが入荷する時期になりました。7月は沢山のワインを試飲をしました。試飲したワインはほぼ入荷いたします。楽しみにしていてください(^_-)-☆

ドイツの蔵を出て日本に向けて旅をし、当初より少し遅れてはいますが私たちの元に届く日も近くなりました。
ここを出発して長い旅をしてもうすぐ到着と思うと、現地に行けない日が続くだけに待つ気持ちは大きくなります。この画像は蔵のオーナーのシュミットさん自らフォークリフトを運転して搬出作業をしているところです。

旅をするといえば・・・10日ほど前より、お店の玄関わきに咲くフジバカマにアサギマダラが毎日飛んできます。多い日で5・6頭いて楽しませてくれます。アサギマダラは旅する蝶として有名ですね。このフジバカマは2001年阿知須のきらら浜で開催された「きらら博」が終了した折に、会場でお花のボランティアをされていた方がこの場所に一株植えて下さいました。通りの邪魔にならない様に小さく育てていたのですが、今年は8月の長雨や厳しい暑さのせいで例年ほどお庭の手入れができませんでした。
気が付くと大きく育っていました。お陰で沢山のアサギマダラに出会う事ができた上に、更にとても嬉しい事が起きました。

何と!個体にマーキングされたアサギマダラが玄関付近にやってきました。
本当に驚きそして嬉しくて、FacebookやInstagramにアップしたところ、この蝶は群馬県片品村でマーキングされたものだと教えて下さる方がありました。片品村は尾瀬に近く自然豊かな地だと知る事もできました。羽の傷も無くしっかりしていました。そっと放したところ、元気に風に乗り空高く飛んでいきました。ここまでどのような飛行ルートだったのかこれからどこへ行くのか、旅する蝶への興味は尽きません。

秋の夜長もうすぐ到着するワインの試飲グラスを片手に、思いを膨らませる楽しみが増えました。