リンデンバウム・ピクニック

シューベルトの歌曲集「冬の旅」の中にある

「菩提樹」の歌に出てくる「木」

リンデンバウムとはこの木の事です。

 

♪♪泉に添いて茂る菩提樹 したいゆきてはうまし夢みつ・・・♪♪

この木を前に挨拶をされているのは

山口日独協会長フランツ・エムデさんです。

この木は昨年日独修好150年を記念して

ドイツ大使館から贈られた150本の中の一本です。

場所はサビエル教会の向かい側の丘の上

亀山公園の頂上です。

ここに昨年秋2本植樹がされました。

昨年春に全国一斉に植樹される予定でしたが

東日本大震災の折の津波で、保管されていた

苗木が全て流されてしまいました。

急遽ドイツ全土から集められた木が

改めてプレゼントされたという

悲しくも心温まるエピソードもありました。

 山口日独協会は、この木を大切に見守りましょうと

リンデンバウムの花が咲く時期に

毎年「リンデンバウムピクニック」として集まる事になりました。

 

今日は第一回目でした。

今日の参加者は山口日独協会の会員さん

山口日英協会の方、亀山公園を愛し育てる会の方などでした。

それぞれがお弁当を持ち寄り、

グラス一杯のワインを楽しむ方もあり

和気あいあいの会でした。

ドイツ語でリンデンバウムの歌を歌われた方

もっと多くの方が参加されるピクニックだといいな・・

みんなで歌も歌いたいね・・・

その昔亀山公園の頂上にはお店やさんもあり

管理人さんの家もあったよ

市民の憩いの場としてたくさんの方に来てほしいね。

それぞれの思いを語り合う日となりました。

ヨーロッパを旅すると、リンデンバウムの木は

街路樹としてたくさん植えてあります。

憩いの木として市民が集う場ともなっています。

今日葉の裏を見ると、小さな花芽がありました

成長の早い木だそうで、とても楽しみです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンペルマンキーホルダー

安全を見守るドイツの男の子が、アンペルマンです。

アンペルマンは旧東ドイツの信号機のマークです。

当店の看板にも使っています。

 まさしく我が家の看板息子として働いています。

このアンペルマンは東西ドイツ統一後は

その役目を終える予定でした。

しかし長年愛され、慣れ親しんだ市民の

「アンペルマンを救え」運動により

その役割を終えることはなく、

今では安全のシンボルマークとして、世界中から

根強い人気を集めています。

今回ANAが国際線定期就航25周年を

記念して作成した、このアンペルマンキーホルダーを

当店もいただきました。

アンペルマンファンの方、声をかけてください

個数限定ですが、ご希望の方に差し上げます。

反射機能も付いています。

お散歩のお伴にもなりますよ。